【MUPウサギWeek2】これからの日本はどうなっていくのか?~大リストラ時代の到来~

【大リストラ時代到来】世界6カ国展開企業のCEOが暴露する日本の現実(2020年最新)
(ウサギクラス専用ページからはこの動画のフルバージョンを視聴することができます。)

テーマ

 MUPカレッジウサギクラスウィークリー動画Week2のテーマは「未来把握」です。

 日本の将来がどうなっていくのかということです。

「未来把握」を取り扱う趣旨

 人が努力するためには,何のために努力するのかという”Why”が分かっていないと,努力を継続することは難しいです。

 努力するにも,人それぞれ様々な理由があると思います。

 例えば,かっこいいルックスになりたいから,筋トレするとか,渉外案件に取り組みたいから,英語の勉強をするとか,このままだと今月の家賃を払えないから,バイトでお金を貯めないといけないとか。

 Week2で取り扱う「未来把握」についても,なぜ我々は努力し,スキルを身に付けるなどして,自分を変えていかなければならないのかという”Why”を知りましょうというのが趣旨です。

 努力する理由にも,積極的な理由や消極的な理由があると思いますが,Week2の「未来把握」は,どちらかというと,このまま努力しなかったら,ヤバいですよっていう消極的な理由に位置付けられます。

要旨

 ざっくりいうと,このまま努力もせず,スキルも身に付けず,のうのうとお金を飲み代としてトイレに垂れ流す日々を過ごしていたら,国も企業も守ってくれず,野垂れ死にまっせっていう内容です。

 じゃあ,努力をしなかった人が野垂れ死んでいくのは,具体的に,日本の将来がどう変わっていくからなのかというと,大要,次のとおりです。

  • 企業の終身雇用が崩壊し,実力主義へ
  • 年金を払ってるのに,自分が老人になったとき,年金をもらえない
  • 生産性の低い日本の労働者の市場価値の低下
  • グローバル人材としての素養の乏しい日本人の市場価値の低下
  • 我が国の少子高齢化による消費の先細りによって,企業の国外流出
  • AIによる仕事の剥奪

 以下,これらの諸点を動画の内容を踏まえつつ,筆者なりに敷衍したり,私見を述べてみたいと思います。

1 企業の終身雇用の崩壊と実力主義化

 政府は,2020年2月4日,70歳までの就業機会の確保を企業の努力義務とする高年齢者雇用安定法等の改正案を閣議決定しました。この改正案は2021年4月から適用される見通しです。

 しかし,一般に,高年齢者になると,給料の額・報酬額の高さの割りに,生産性が低いこと(もちろん,生産性の高い高年齢者もたくさんいらっしゃいますが),多くの企業にそのような高年齢者を雇い続ける経営体力がないこと等から,企業側は終身雇用の維持・継続には否定的です。

 経団連の中西会長も「正直言って,経済界は終身雇用なんてもう守れないと思っているんです。」と発言したことは記憶に新しいです。

 そして,一般に,外資系企業は(国内の企業と比較して)給料が良い一方で実力主義であるといったイメージをもたれることが多いですが,我が国の企業も徐々にそうした外資系企業の文化・風潮が染み込んできているのです。

 したがって,生産性の低い高年齢者を中心として,結果を出せない労働者を次々とリストラする動きが始まっているのです。

 そして,この動きは,2020年4月から実施の「同一労働同一賃金」(中小企業は2021年4月から)や今般のCOVID-19の蔓延により一層加速しましたね。

 COVID-19の蔓延に関連して付け加えれば,これからますます在宅勤務化も進み,頑張ってる姿が外から見えにくくなるため,仕事の成果による評価の比重が上がるのではないかと思います。

 したがって,今の現役世代は,この経済界で生き残りたければ,待ったなしでスキルを身に付けるなどして実力をつけていかなければならないのです。

2 年金を払っても,将来,年金をもらえない

 我が国が超少子高齢化社会であることは耳タコでしょう。

 これまで現役世代は複数人で一人のお年寄りの生活を支えてきました。

 しかし,今,一人で一人のお年寄りの生活を支えていかなければならない時代に突入しました。

 それにもかかわらず,麻生財務大臣も口を滑らしたように,今の若者は,将来,年金を受給することができないため,自ら老後に備えて,2,000万円以上のお金を蓄えておかなければならないのです。

 これは,払ったお金が返ってこないということであり,正直,ふざけんなって感じですよね。

 家族を養わなければならない場合は特にですが,日々の消費活動でお金が消え,お金を貯める余裕のない方も大勢いらっしゃると思います。

 しかし,このまま定年まで惰性で仕事をして,就業時間後は飲み歩いたりして時間を消費し,特に何の努力もせず,漫然と日々を過ごして,生きていける時代はもはや終わりました。

 本業でスキルアップして給料を上げるでも,副業で稼ぐでも,事業を立ち上げるでも何でもいいですが,国にも企業にももはや依存できない以上,何かしら努力して,経済的自立を図らなければならないのです。

3 生産性の低い日本の労働者の市場価値の低下

 日本の社会人は,就業時間外で1日平均6分しか勉強しないというデータもあり,諸外国の労働者と比べて,生産性の水準が低いそうです。

 その割りにワークライフバランスだとか,ブラック企業だとか,パワハラだとか,あれこれ主張してくるため,非常に使い勝手が悪く,世界的に日本の労働者の市場価値は高くないそうです。

 もちろん,ブラック企業やパワハラ等を正当化すべきではないと思いますが,生産性が高くない割にお賃金はしっかりもらって自分の都合のいいことばかり要求してくるため,それなら,あまり人件費かからないけど,一生懸命働いてくれる外国人を使った方がいいというわけです。

4 グローバル人材としての素養の乏しい日本人の市場価値の低下

 「グローバル人材」とは,単に外国語を話せる人のことではなく,仕事の仕組みを創り出すことができる人材のことであると定義されています。

 グローバル社会においては,様々な国籍やバックグラウンド等をもつ人材と協働する機会が増えました。

 様々な国籍やバックグラウンド等をもつ人たちと同じ仕事をする場合であっても,誰がその仕事をやっても,一定以上のクオリティを保って仕事の成果を上げることができる仕組みを創り出せる人材こそが「グローバル人材」であり,日本人にはそのような人材は少ないというのです。

 竹花貴騎さんは,その原因を学校教育等に求めます。

 筆者は海外の学校の教育事情には詳しくありませんが,少なくとも筆者の世代の我が国の学校教育においては,規律が重んじられ,学生が平準化されてきたように思います。 

 筆者の経験においても,「きまりだから」,「一人のわがままを認めると,秩序が保たれなくなるから」などといった杓子定規な理由のみで逸脱行動を制限されたことがあります。

 そうやって,「先生の言うこと」に従うことを是とする教育を何年にもわたって受けるうちに,牙を抜かれ,思考停止で杓子定規なルールに従うよう飼い慣らされてしまうということは事実として存在すると思います(ただし,筆者が所属していた高校は,学校行事等はすべて生徒の自治で行い,非常に学生に広い裁量が認められていましたし,教室の後ろに萌えキャラの抱き枕が平然と転がっていたり,染髪やバンドマンみたいな服装等なんでもありでした。したがって,例外もあることも認めなければなりません)

 そして,このように飼い慣らされた者は,社会に出ても相変わらず「ルールだから仕方がない」と考え,通用しているルールや置かれている状況ないし環境等の妥当性・合理性について問うことなく,思考停止でそれらに従うことになってしまうのです。

 将来を見通し難いVUCAの時代において,こうした姿勢では生き残ることは難しいと思われます(仕事の仕組み化が得意な外国人に仕事を奪われる)。

 自ら社会を観察し,「(不足,不満,不平,不安…etc)を見出し,そこに価値を提供する仕組みを創り出そうとする思考が必須になってくるのでしょう。

 近年,こうした思考のことを「ルール・メイキング思考」などと呼んだりしていますね。

5 消費の先細りによる企業の国外流出

 一般に,お年寄りの消費行動は質素なものです。

 一般的なお年寄りは家を買わないし,高級車も買いません。

 高齢になればなるほど,あまりお金を消費しなくなるのです。

 そして,少子高齢化の進展や人口の減少により,日本全体としてみたとき,我が国の消費が先細りしていくものと予想されます。

 この事実を企業の立場からみたとき,日本にはあまり将来性ないし収益性がないため,企業は,若者が多く,消費行動が盛んな他所の国に流出してしまうのです。

 それで,国外に流出した企業は,わざわざ日本の労働者を選んで使用することはないでしょう。

 このことは,前述の日本の労働者の市場価値の低さ,グローバル人材としての素養の乏しさから推察できます。

6 AIによる仕事の剥奪

 AI技術の発達・普及により,従来,人が取り組んできた仕事がAIによって奪われることになります。

 例えば,ゴールドマン・サックスの「AIリストラ」は衝撃的でしたよね。

 もちろん,AI技術の発達・普及により,新たな雇用機会や事業の可能性も生まれるでしょう。

 しかし,従来,人が取り組んできた仕事の多くの部分がAIによって取って代わられる以上,その仕事にいつまでも固執することはできず,新たな雇用機会や事業の可能性を求め,環境に適応する能力が必要になってくるのです。

 そして,そうした環境適応能力は平素からの不断の努力がものをいうことになるのです。

まとめ

 以上述べてきたとおり,もはや国も企業もあなたを守ってくれる保証はどこにもありません。

 自ら学び,考え,行動しなければ,生きていけない,そういう時代になっています。

 常にこのことを頭の片隅において,危機感をもって,日々過ごしていきましょう。

 途中,筆者の雑感等が少し混入してはいますが,Week2のセッションの内容はそんな感じの内容でした。

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