はじめに
のんくら(早川修)ほか「Google Adsense マネタイズの教科書[完全版]」(日本実業出版社・2018年)という本を読み終わりました。
本稿執筆時点で,当サイトは,Google Adsenseの審査をお願いしている段階であり,まだ合格をいただいていない状況です。
本書は,私のようにまだGoogle Adsenseの審査に合格していない人や,これからホームページを運営し,収益化させることを検討している人こそが読むべき本です。
〔11/14追記〕
11/10,Google Adsenseの合格をいただくことができました!
実は11/9に1回不合格になったのですが, 今後充実させる予定でとりあえずタイトルだけ付けて作成しておいたページを乱立していたことが原因と思われたため,そのページを一旦削除し,その日のうちに再度申請したら,翌日に合格をいただくことができました。
ホームページ開設から17日目という比較的短期間で合格をいただくことができ,ホームページ構築に関し,本書は大いに参考になりました!
本書のターゲット層は収益を拡大させたい人全員!!
(1) 審査合格者
もちろん,すでにGoogle Adsenseの審査に合格している人であっても,特にまだ十分に収益が発生していないのであれば,これから収益を拡大させていくために重要なヒントを得られるでしょう。
本書には,
・記事にどのようなタイトルをつければクリックしてもらいやすくなるか
・どのようなサイト(デザイン,構造,記事構成・内容等)がユーザーに好まれるか
・どうすれば検索結果上位に表示されやすくなるか (検索結果上位に表示されるためにどのような要素に着目すればよいか)
・数ある広告の中からどの広告をどこに貼れば,収益につながりやすいか
・自分のサイトをいわゆるオーソリティサイトにするためにはどうすればよいか
などといった,まさに審査に合格した後においてもきわめて重要な事柄について,適宜具体例を用いながら,丁寧に説明されているからです。
(2) まだ審査に合格していない人
しかし,私が,Google Adsenseの審査にまだ合格していない人こそ特に読むべきだと考えるのは,どのようなテーマを設定するか,選択したテーマをもとにどのような構成でサイトを作るかなどといった最初の段階で方向性を誤ると,後々,修正することが難しく,そのままサイトを運営していっても,収益を拡大することが難しくなるからです。
したがって,どういったテーマを選ぶとアクセス数を稼ぎやすくなるのか,どういう風にサイトを構成していけばよいかなどを本書でしっかり学んだ上で,サイトを作り始めるとよいでしょう。
せっかくサイトを頑張ってある程度作り上げた後に,その道の人から「これじゃ,収益拡大は難しいね。。。」なんて言われた日には,著しいモチベーション低下となってしまうことは明らかです。
最悪の場合,サイト運営そのもののを止めてしまい,そのサイト運営に費やした時間が水泡に帰しかねません。
そういった事態を防ぐためにも,本書で予習しておくことが重要なのです。
また,筆者は,Google Adsenseの審査に当然合格し,いくつものサイトを立ち上げ,多くの収益を発生させることに成功している人たちですから(ちなみに著者の中には以前Googleで仕事をされていた方がいるようですね!),後々,Google Adsenseの審査を申請したとき,本書に従って,サイト作りを進めておれば,自ずとGoogle Adsenseの審査にも合格しやすくなると思います。
ちなみに,私が本書を読み始めたのは,当サイトを作り始めて,何日か経過してからであり,ある程度方向性が定まってからでした。
本書によると,ゲーム攻略サイトは,ゲームをプレイする片手間に参照するものであるため,サイトから情報を得たら,広告をクリックすることなく,再び作業に戻ってしまうため,なかなか収益を拡大することが難しいそうです…(*_*)
サイトを立ち上げる前に,本書を読んでいたら,また何か別のやりようがあったのかなと思わなくもないですが,DQWというテーマを選んだからこそ今の自分があるので,DQWの社会との結び付きの密接性やDQの市場の大きさなどといった特殊性を上手く活かして挽回していきたいなと思っています笑
他にも本書によれば,私のこれまでのやり方で,好ましくないと述べられていたものがあったため,今後,本書を参考に軌道修正を図りたいと思います。
さいごに
本書では,終始一貫して,Googleではなく,ユーザーを向いてコンテンツを作るよう主張しています。
ユーザー本位の運営なんて当たり前のことじゃないかとお思いになるかもしれませんが,目先の利益に走るなどしてしまい,案外忘れてしまいがちなことなのかもしれません。
そもそも商品やサービスの受け手の存在を意識せず,収益拡大のことばかり考えていた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし,他の仕事と同様,サイト運営においても,商品やサービスの受け手を常に意識することは重要なことだと思います。
本書は,そうした「ユーザー本位のサイト運営」という原理・原則に基づいて書かれたものであるため,小手先のテクニックばかり並べられているような類の本ではありません。また,我々のサイト運営の向こうにはユーザーがいるのだという大切なことを忘れ,思うように収益が拡大せず,くじけそうになったときに,本書を改めて読み返すことにより,大切なことを思い返させてくれるという意味で,座右に置く価値のある本だといえます。
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