鈴木光さん,予備試験に合格していた

 今さらなネタかもしれないけど,あんまり公にはされていなかった気がする。

(12/24追記―鈴木光さんのインスタのほか,12/18放送の東大王で発表してたみたいです。)

 東大王やプレバト等のテレビ番組に出演し,美人かつ才女ということで一躍有名になった鈴木光さん,今年の11月,予備試験の最終合格決めていたみたいですね。

 東大王のCMが流れたのを見たのをきっかけに,ふと思い出して,今日知りました。

 鈴木さんは,大学3年次での予備試験合格ということになりますね。

 流石の一言です。

 大学3年で予備試験合格というと,最近は高校生で予備試験に合格する人とかいたりはするんですが(基本的に大学までエスカレーター式の高校在籍者),それでも司法試験受験界では普通に「すげー!」ってなります。

 

 基本的にこのブログ読んでる人って予備試験のこと知ってる人がほとんどだと思うんですけど,一応簡単に予備試験って何ぞやっていうのを説明しますね。

 予備試験っていうのは,それに合格すれば,ロースクールを修了しなくても,司法試験の受験資格を得られる試験で,合格率は4%前後の試験です。

 全8科目ある短答試験に合格すれば,全9科目ある論文試験を受験できます。そして,この論文試験に合格すれば,最後の口述試験を受験できます(民事・刑事2科目)。

1月頃 予備試験願書提出  
5月中旬 短答式試験受験 憲法・行政法・民法・民事訴訟法・商法・刑法・刑事訴訟法・一般教養
6月上旬 短答式試験合否発表  
7月中旬 論文式試験受験 憲法・行政法・民法・民事訴訟法・商法・刑法・刑事訴訟法・法律実務基礎(民事実務・刑事実務・法曹倫理)・一般教養
10月上旬 論文式試験合否発表  
10月下旬 口述式試験受験

民事・刑事

11月上旬 最終合否発表  

 予備試験は誰でも受験できるから,受験者のレベルは高い人から低い人まで様々だけど,やっぱり合格するのは難しいです。

 難しいからこそ,司法試験はロースクール修了者も受験しているにもかかわらず,予備試験合格者の8割近い人が司法試験に合格していきます

 だから,鈴木さんも普通にこのまま勉強すれば,来年の司法試験も合格すると思います。

 ちなみに,予備試験と司法試験の違いは,思いつく限り挙げると,次のようなものがあります。

  • 司法試験になると,試験時間,問題文や論述の量が倍近く増加
  • 司法試験は,予備試験よりも見たことがない問題が出題される割合が多く,応用力が試される
  • 司法試験の短答式試験は,憲法・民法・刑法だけ
  • 司法試験の論述式試験では,予備試験にあった一般教養や法律実務基礎がなくなる一方,選択科目(倒産法,労働法,経済法等から1科目選択)が追加される(法律事務基礎の民事は民法や民事訴訟法に吸収されたというのが正確かも)
  • 司法試験は短答式試験と論述式試験が同じ試験期間内に行われる
  • 司法試験には口述式試験はない
  • 司法試験は誰でも受験できるわけではなく,予備試験合格者かロースクール修了者しか受験できない

 司法試験になると追加される選択科目がけっこう重くて,選択科目を勉強しながらも,7法についても予備試験のときの状態を維持した上で,司法試験の問題にも対応できるようにすることができるかどうかが鍵になってくるとよく言われたりします。

 予備試験合格者の8割近く合格できるんだったら,余裕だろと思うかもしれませんが,新たに法律1科目勉強しなければならない負担は相当デカく,実際かなりハードだったりします。

(選択科目については,予備試験受験生の大手渉外志向の強さや勉強のコスパの良さ等から,国際私法が予備試験合格者に人気です。)

 

 そういえば,確か,彼女は大手渉外事務所で企業法務をやりたいんだと言ってた記憶がありますね。

 順調に来年の司法試験に合格すれば,東京四大法律事務所をはじめとして,どの企業法務系法律事務所からも引く手数多じゃないでしょうか。

 鈴木さんが欲しくない法律事務所とか存在しないでしょ。。。

 大手・準大手法律事務所や外資系法律事務所は,一般に,数ある法律事務所の中でも,就職難易度が高めといわれますが,大手・準大手法律事務所は予備試験合格者が大好きですし(東京四大法律事務所の入所者の過半数は予備試験合格者というデータもあります),彼女は英語が堪能であり,外資系法律事務所も全く問題ないので,彼女がいけそうにない法律事務所をおよそ想定できないです。

 彼女は企業法務や渉外案件に取り組みたいようなので,一般民事や刑事等に関する案件しか取り扱っていない事務所や国内案件しか取り扱っていない事務所であれば,鈴木さんと事務所のニーズがマッチしないということで不採用ということはあるかもしれないですが,(テレビでみる限りでの)彼女の人柄やスペック的には向かうところ敵なしだと思います。

 鈴木さんであれば,サクッとニューヨーク州弁護士資格も取ったりして,さっさと日本からいなくなっちゃうかもしれませんね。

 何にでもなれるって羨ましい!笑

 

 てなわけで,少し話が逸れましたが,今,鈴木さんはきっと必死に司法試験合格に向けて勉強をなさっていることでしょうから,応援しましょう!

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